災害に強いまちづくり

ゲリラ豪雨で妙正寺川が氾濫

2005年9月4日、中野区・杉並区でゲリラ豪雨による大水害が発生しました。鷺宮地域の妙正寺川周辺では、最大1時間雨量が104ミリ、総雨量207ミリという猛烈な大雨が襲っています。妙正寺川は氾濫し、中野区内では床上浸水が770件、床下浸水が472件、小事業所の被害は284件、合計1,526件が浸水しました。

自宅が床上浸水してしまった区民からの連絡を受け、久保りかはすぐさま被災者を区内の避難所へ誘導しています。さらに妙正寺川周辺で浸水してしまったお店や住宅を回り、深夜まで水や泥の汲み取りをお手伝いしました。

このような災害を再び起こさないため、久保りかは水害対策を積極的に進めてきました。久保りかは、中野区議会議員として初めて防災士の資格を取得。地元の消防団にも参加し、中野の災害対策に取り組んでいます。

35,000トンの水を貯水可能 妙正寺川 鷺宮調整池が完成

久保りかは、中野区議会で水害対策の必要性を何度も粘り強く力説してきました。その結果、2013年4月に中野区白鷺1丁目に「妙正寺川鷺宮調整池」が完成しました。豪雨により川の水位が危険水域まで上がったとき、地下の調節池に35,000トンの水を流しこめます。25メートルプールに入る水の量は360トンですから、だいたいプール100個分の雨水を貯めこめる計算です。これは安心ですね!

左から公明党の甲田ゆり子(中野区議会議員)、久保りか(同)、高倉良生(東京都議会議員)

「白鷺せせらぎ公園」がオープン!

さらに調節池の上の空間には、2015年6月に中野区立「白鷺せせらぎ公園」がオープンしました。ここには野球やフットサルを楽しめる運動場、区民の憩いの場となる明るいスペースが確保されています。


2015年6月にオープンした「白鷺せせらぎ公園」。巨大貯水池の上部に運動場が開園しました

災害発生時には避難・救援活動の拠点として使えるよう、マンホールトイレ、発電機が収納された防災倉庫、ソーラー灯、災害用灯光器も設置しました。

久保りかの提案によって、東京都屈指の充実した運動・防災公園が整備されました。

近年、自然災害は全国的に激甚化の一途をたどっています。2023年9月1日は、1923年9月1日に関東大震災が発生してからちょうど100周年の節目です。首都直下地震の危機も叫ばれるなか、中野区でいつどんな災害が起きるかは、誰にも予想がつきません。

妙正寺川を二度と氾濫させないよう、風水害の危機から中野を守る。未曾有の大震災を想定して準備する。そのために、大規模公園の整備、生産緑地の維持、河川改修などを進めていきます。「災害が起きる前に」備える。「防災・減災」「事前防災」を、久保りかはこれからも全力で進めてまいります!

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