昨年、木村広一議員と中野区視覚障害者福祉協会を訪問した際、高橋会長より、「中野駅北口からスマイルなかのまでの点字ブロックが途切れていて、とても危ない」というお話を聞きました。
視覚障がいの方々は、点字ブロックを頼りに外出されています。点字ブロックの上には、自分が歩いていて良い場所だと認識できるわけです。点字ブロックが途切れると、方向が分からなくなり、 歩道から車道に降りてしまったり、看板や自転車にぶつかってしまったり、とても不安に感じるというお話を伺い、改めて点字ブロックの重要性を知りました。
早速、調査を開始、中野区の都市基盤部に話しを聞き、東京都第3建設事務所とも調整をして頂きました。 会派として議会質問でも取り上げ、高倉都議にも相談にのってもらい、早期に中野通りのスマイルまでの点字ブロック総延長244m(新たな設置238.5m)を設置する事が出来ました。 スマイルを利用される視覚障害者の皆様には、とても喜んで頂けています。
公明新聞が取材に来てくれましたので、中野区視覚障害者福祉協会の黒木理事に実際に歩いて頂き、撮影にご協力頂きました。
白杖をついて歩いていても、気が付かれずぶつかられたり、こんなところ歩くなと言われることがあるそうです。 また、点字ブロックがベビーカーの方には、ガタついて困るという声もあるそうです。
障がいや互いのおかれた状況を理解し、共に助けあえるユニバーサル社会の実現に向けて、これからも小さな声を聞く力を聴く力を持ち頑張って参ります。