消防活動訓練

2010.12.25 消防活動訓練に参加12月25日、野方消防署で行われた野方消防団の解体家屋を活用した消防活動訓練に参加しました。

野方消防署の北側にある取り壊し間近の清和荘を活用した訓練は、火災現場を想定し、実際に室内での放水も可能とした訓練でした。消防団に入団以来、嬉しいことに火災件数、焼失面積は低下傾向で、実際の火災による出動は減っています。しかし、いざという時に備え、火災現場でどういった行動を取れるのかを学んでおくことは、とても重要であり、特に今回の解体家屋での訓練は入団後、初めてで貴重な機会を頂きました。

今回の清和荘の場合は、防火造建物(いわゆる昔の共同アパートの造り)で、防火造建物火災は、木造火災に比べ火災初期において燃焼は緩慢であるが、防火造建物のように各室ごとの防火はされていないため、各部屋に燃え移る可能性が高いとされています。

消防署の担当の説明によれば、火災現場における人間の心理として、トイレやふろ場に逃げ込む、押し入れに逃げ込む特質があるとのことで、現場では、そういった場所に人が隠れていないかを確認することが重要であるということです。

年末年始にかけて、地域でも火の用心の声が聞こえています。公明党鷺宮支部の青年部も例年の火の用心をスタートしています。慌ただしい年の瀬、決して火災を出さないように、気をつけていきたいものです。

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