女性の元気応援隊・街頭演説会

久保りかHP
女性の元気応援隊・街頭演説会を実施
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10月27日、公明党議員団の梁川妙子幹事長、甲田ゆり子議員、久保りかの3名の女性議員は、「女性の元気応援隊」街頭演説会を鷺宮・新井・南台の3カ所にて、開催致しました。

10月は、乳がん月間です。公明党では、3月の女性の健康週間と、乳がん月間に、女性の元気応援隊の旗を掲げまして、街頭演説会で、女性の命と健康を守る政策について、お訴えをさせていただいております。

この乳がん月間には、乳がんの撲滅を願い、ピンクリボン運動を推進しています。中野区でも、区役所本庁舎に、「乳がん検診を受けましょう」の横断幕を掲げ、中野駅駅頭にて、区長を中心にキャンペーンを行いました。また、保険会社との協賛による、区役所一階での企画展示も開催致しました。

これは、私たち公明党が、議会で提案し、全庁的に、女性のがん検診の受診率向上を目指し、3月、10月にピンクリボン運動等を展開することを推進してきた結果です。

この機会に、多くの女性が関心を持ち検診を受けて頂き、自分の体と向き合う、大切な機会にして頂きたいと願っています。

日本人の2人に1人が、がんにかかり、3人に1人ががんで亡くなっている今日、がんは国民病の一つになりました。

一方、多くの研究成果により、がんは生活習慣・生活環境の見直しにより予防できることが、わかってきました。また、早期発見・早期治療を徹底すれば、約半数は完全に治癒する時代を迎えています。それらを合わせると、がんで亡くなることの70%以上は防ぐことができるとも言われています。

また、日本人女性の16人に1人が、乳がんになるといわれていて、乳がんで亡くなる人も増えています。乳がんになる人は、30歳代から増え、50歳代までの若い世代の人にも多く、この年代の女性のがん死亡原因のトップとなっています。

しかし、乳がんは、早期発見・早期治療により、90%以上の人が治るといわれています。定期的な乳がん検診の受診と、日頃の自己触診によるセルフチェックで、早期に発見することが大切です。

特に、大事なことは、早期発見を可能にするためのがん検診を一人でも多くの方に受けて頂き、がん検診の受診率を向上させていくことです。

公明党では、受診率向上のために、節目検診の推進や、区民検診の申込みを簡易にすることを提案してきました。

公明党が、国政での与党時代、女性の健康支援、取分け、がん対策が大きく推進されました。特に、力を入れて実現したのが、乳がん・子宮頸がん無料クーポンの配布です。

これは、平成21年度国の補正予算に盛り込まれ、この検診無料クーポンにより、20歳、25歳、30歳、35歳、40歳になった女性の方には、子宮頸がん、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳になった女性の方には乳がんの無料検診を受けていただけるように、なりました。これにより、全国的に検診の受診率が向上しました。

中野区では、他の自治体に先駆けて、5年間のうちに対象年齢を迎える全ての女性が、無料検診を受けられる体制を整えました。

さらに、中野区では、国民特定健診の受診票の送付に併せ、区民健診の案内を行っています。

数年前から、メタボリックシンドロームに着目した特定健診がスタートし、医療保険者である中野区が健診を行っています。かつての健診事業は、2年間つづけて、健診をうけないと、受診の案内が来なくなってしまい、気が付くと何年間も健康診断を受けていないという方が増えてしまいました。しかし、特定健診の導入を機に、国保加入者の全ての対象者の方に、毎年、健診受診票が送付されることになりました。そこで、公明党では、がん検診の申込み用紙を併せて送付し、がん検診の受診率向上を推進することを提案しました。

また、公明党では、若い女性に増加している子宮頸がんの検診の推進、また、子宮頸がん予防ワクチンが日本でも接種できるように、国を動かし、改善を図ってきました。

2007年10月には、当時の浜四津敏子代表代行が国会で初めて子宮頸がんワクチンの早期承認を訴え、党女性委員会を中心とした署名運動などを続けた結果、2009年10月に異例の早さでワクチンが承認され、同12月から販売が始まりました。

中野区では、現在、子宮頸がん予防ワクチン接種費用の一部を助成しています。このワクチン接種は、10歳以上の若い女性を対象とすることが望ましく、助成の対象は、中野区にお住まいの、中学1年生から高校1年生に相当する女性です。子宮頸がんワクチン接種費用は、3回の接種で約5万円かかりますが、中野区では、子宮頸がん予防ワクチン接種をした場合、1回8,000円を、最高1人3回まで助成し、ほぼ、半額で接種出来るようになっています。

公明党では、2010年、「子宮頸がん予防法案」を提案しました。

子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルス(HPV)と呼ばれるウイルス感染です。しかも、がんになる前の状態(前がん病変)は検診さえ受けていれば比較的簡単に見つけることができます。子宮頸がんは、ワクチン接種と定期的な検診で「予防できるがん」です。そこで公明党は、国の責任で予防措置を勧めるために、ワクチン接種と定期的な検診を公費で行う「子宮頸がん予防法案」を立案しました。

公明党の推進により、2007年には、がん対策基本法が、国で制定され、都道府県では、がん対策基本計画が策定されました。

また、学校におけるがん教育も推進をしています。

公明党は、これからも、女性の命と健康を守るために、乳がん、子宮頸がん対策に全力で取り組んでまいります。

本日、乳がん月間にあわせ、「女性の元気応援隊」として、街頭演説会を開催させていただいたところ、多くの方が、足を止めて、演説を聞いてくださり、お声をかけてくださいました。ありがとうございました。

公明党は、ネットワーク政党として、これからも地域の声を真摯にうかがい、政策実現に取り組んでまいります。

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