救援物資

10月17日、台風19号の影響で阿武隈川が氾濫し甚大な被害を受けた福島県郡山市に救援物資を届けに行って参りました。 

郡山市の日大工学部の駐車場には、社協のテントが設置されボランティアの受け入れもスタートされていました。
こちらで中野の皆さんからお預かりしたタオル等の救援物資をお預けしました。

今回、郡山を訪ねる事になったのは中野の友人から「福島で被災をした就業生活支援センター関連の複数の機関が大変に困っています。何か応援出来ないでしょうか?」と連絡をもらったのがきっかけです。
被災した障害者グループホームを見せて頂き、社会福祉法人職員の方から現状と今後の支援として必要な事など、お話を伺いました。

現在、グループホームから避難所に身を寄せられている方々は、被災した住宅に戻る事は難しく新たな住宅へと引っ越す事を検討中とのことです。
生活再建のために必要な生活用品などをリスト化してもらい、次回、物資をお届けする事を話し合いました。
しかし、市営住宅の空室に避難所から次の避難先が決まった人も多い中、障害者や高齢者の行き先はなかなか決まらない。3・11の仮説住宅に避難する事も希望しているが、簡単には進まないなど厳しい現実があります。

この地域では、 3・11後に建てられたと思われる比較的新しい住宅が何軒も被災していて、家電家具等の被災ゴミがまちのあちこちに積まれていました。

現地を案内してくださった方が、「3・11の時は必死で頑張っていたが、今回は気持ちが萎えてしまい災害続きで心が折れそうだ」と話されていました。本当に辛くやるせない気持ちで一杯だと思います。

ご縁があって知り合えた被災地の皆さんのために微力ですが何とか力になりたいと思っています。
今回、Facebookで呼びかけたところ、多くのタオルを寄付して頂きました。本当に、ありがとうございます。
今後もご協力宜しくお願いします。

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