国民読書年記念フォーラム

平成22年10月30日、公明党女性員会・子ども読書運動PT(座長・池坊保子衆議院議員)の主催する「国民読書年記念フォーラム・豊かな心を育てる読書」に、参加しました。講師は、元昭和女子大教授・元日本学校図書学会会長の押上武文先生で、分かりやすく魅力的な講演に、もっとお話を聞いていたい!と、思わされました。実は、東京に台風14号が接近していることから、講演時間が少し短くなってしまったのです。

豊かな心を育てる読書という演題には、―子どもの本に学ぶ―というサブタイトルが付いていました。先生が、講演で取り上げられた「おおきなかぶ」「てぶくろ」「スイミー」「ごんぎつね」「雨ニモマケズ」「あとかくしの雪」などは、教科書にも掲載されているものや、誰もが聞いたこと、読んだことがある話です。知っているお話なのに、そうだったのか!と、驚かされることがたくさんありました。

「おおきなかぶ」では、ある幼稚園での出来事を話してくださいました。

幼稚園の先生が、読み聞かせ後に、子どもたちに問いかけます。子どもたちからは、思い思いの答えが返ってきます。お話では、一番最後に、小さなねずみが参加することで、かぶを抜くことが出来ます。本を読んだ子どもたちが「ねずみが参加しなかったら抜けなかった」ことを発見します。小さくて弱い者の力を子どもたちが発見したのです。この例を通し、先生は、「読み聞かせをしておしまいでも良いが、読み聞かせた後にそれについて話し合う、話し合うことによって理解を深め、見聞をを広めることが出来ると言われていました。

ただ、読む、読み聞かせるだけではなく、そこに問いかけや、感想を語り合うことを加えることで、幾重にも読書の楽しさや物語の深さを感じることが出来ると学ばせて頂きました。

読書を通して心を育てることの重要性を再確認するとともに、先生のやさしい語りかけに心あたたまるひと時を得ることが出来ました。押上先生ありがとうございました。

先日も、ある新聞で、絵本の読み聞かせを小さな子どもだけではなく、中学生にも行うことの教育的効果について紹介した記事を読みました。今日学んだことにも通じていると思います。

せっかくの国民読書年、自分の読書の楽しみだけでなく、教育の場、生活の場で、読書の重要性や取り組み方を訴えていけるように、さらに勉強していきます。

上部へスクロール